志望動機(IT企業は全部志望動機は同じにした)
私はこれまで米軍基地で働き、常に感じてきたことは製品の品質の重要性でした。職場に置いてある冷蔵庫は頻繁に故障するため、その度に商品が腐らないように他の冷蔵庫に移動させたり、レジは頻繁に止まるため、その度にお客様を待たせたりと、製品の品質の悪さが従業員の労働環境やお客様のショッピング環境を劣悪にしていることをヒシヒシと感じてきました。この経験から、品質の高いシステムをお客様に提供することを持って労働者の人々に快適な労働環境を提供したいと考えるようになりました。そんな中御社のHPを拝見し、まさに自分のやりたいことが実現できると考え、志望させていただきました。
ポイント:
志望動機を言う際にはあくまで自身の経験から語ることが重要です。単に「〜がしたい」というだけでは説得力がありません。あくまで自分はこれまでの経験からこんな価値観を持つようになり、その価値観を持った自分などんなことを実現したいのかを語り、そのためには御社が適しているのだという流れで話すようにすると説得力のある内容になると思います。
学生時代にがんばったことは?
私は学生時代、コンビニのアルバイトを6年間続けていました。飲料の売り上げ向上を考えるポジションに抜擢された私は売上向上に注力する毎日であった。人手不足だったため厳しい労働条件であったが最良の販売方法を見つけるためにそれぞれの売り場の担当者と話し合い、売れ筋商品などの情報交換や販売促進方法としてどのような方法があるか議論し、商品陳列をどう変えれば販売は促進するか、どのような広告をつくればお客様に見てもらえるか、どこに広告を張りだせばお客様は見てくれるかなどについて仮説を立て、実践し、検証することを繰り返した。その結果年に一回の特定飲料の売り上げを競うイベントで、七千店舗以上ある系列店の中で最高で十二位の成績を残すことができた。
ポイント:
できればここでは一人で頑張ったことではなくチームワークを発揮した経験を述べましょう。企業側の求めている人材像は企業ごとに異なりますが、どの企業も個人ワークが好きな人よりも大人数で大きなことをやってきた学生の方が印象がいいです。会社に入ったら一人でずっとやるような仕事はほとんどありません。周りの人たちと協力しながら大きなプロジェクトをこなしていくわけです。なので企業にしてみれば、周りと連携してくれる人材でなければ雇うメリットを見いだせないのです。そこを踏まえて「自分はチームワークを重要視している」というアピールをすべきだと思います。また、大企業の場合は元請けの場合がほとんどなので、「マネジメント能力」が重要になります。なのでもしあれば、「チームワーク」「マネジメント」の2点を発揮した経験を述べれば文句ないと思います。
その経験からどう思った?
一人でやれることの限界を知ったと同時に、周りの人達と協力することで、一人では達成不可能な困難なことでも成し遂げることができるということを知りました。
ポイント:
ここでは自分はこんな経験からチームワークの重要性を体感したんだとアピールしましょう。
入社後何がしたいか
システム開発におけるプロジェクトマネジメントをしていきたいと思っています。
それはなぜ?
コンビニの経験から、チームワークを発揮する以外にもマネジメントすることに非常にやりがいを感じたからです。従業員はそれぞれ「仕事は早いけど雑」「仕事は丁寧だけど遅い」などの特性を持っています。その特性を考慮し、例えば仕事が早くて雑な人には賞味期限の長い飲料水の品だしをさせ、古い商品と新しい商品が前後しても問題ないようなタスクを割り振ることで、適材適所を実現し、仕事の能率を上げることを実現してきました。このような人材の配置を最適化しながらも一つのプロジェクトに全体感を持って取り組むことにやりがいを感じたため、それができるPMを志望しました。
入社後やりたい分野とかある?
基本的には何でも構わないと考えています。それは何の分野であっても「品質の高いシステムを提供する」という自分の思いを実現することができると考えるからです。しかしあえて一つ挙げるならば金融です。
ポイント:
まず最初に「分野はなんでもかまわない」ということで、自分は採用した後に各部署に割り振りやすい人材であることをアピールしましょう。あまりにも「これが絶対にやりたい!」と言ってしまうと配置しずらい人材とみなされ、それだけで落ちることがあると聞きます。
それはなぜ?
僕の父は金融システムのSEとしてずっと働いてきました。そんな中で父から常に言われてきたことが一つあります。それは「金融はすごいぞ!絶対に落ちてはいけないシステムだから他のどの分野よりも信頼性が重要視される。プロジェクトを進める際に細かい決まりごとの定義やコマンド一つの記録まで取る。こんなにミッションクリティカルな分野はない」ということでした。これを聞き、自分も金融の分野でシステム開発に携わることで、信頼性の高いシステムの開発ノウハウを自分に吸収し、どの分野のプロジェクトであってもこなせるビジネスマンになりたいと考えているため、金融を志望しました。
ポイント:
多くの受験生はここが抽象的な志望動機になりがちですが、ここもしっかりと自分の経験から特定の分野を志望する理由を考えましょう。また、僕が良く使う手ですがどうしても特定の分野を志望する理由がない場合は「僕は分野は何でも構わないと考えています。しかしそこで配属された部署の分野に特化したスペシャリストとしてキャリアを踏んでいきたいと考えております。その点、御社では(会社の実績を上げる)などの事例から、(分野を挙げる)に関して非常に多くの実績を持ち、その開発や運用の経験から得たノウハウが社内に蓄積されていると考え、スペシャリストを目指す自分には最適であると考え、この分野を志望しました。」と答えましょう。これは結構便利です。
趣味は資格試験取得って書いてあるけどどうゆうこと?
僕は日常生活を送る上で常に「惰性で生きる10年よりも意味ある1年を生きたい」と考えております。そのため、資格試験を受けることで短期的なゴールを定め、そこに向かって全力で勉強していくことを繰り返していく生活の方がメリハリのある日常生活が送れるため、そのツールとして資格試験を利用しているという状況です。(実際には資格は3つしかもってないけど、通用しました)
短期的な計画は資格試験を通じて立てているみたいだけど長期の計画はないの?
僕の立てている短期的な計画は長期計画の一部です。まず、僕の考えている長期計画は「入社後自分の得意な分野について知識を深める→プロジェクトマネジメント→お客様への実際の提案→グローバル展開」といった流れを考えています。このキャリアを実現するために必要な能力が「情報技術の知識」「マネジメント能力」「コミュニケーション能力」「英語能力」だと考え、これらの能力を身につけるために情報処理技術者試験の勉強、コンビニでのマネジメント職への立候補、米軍基地でのアルバイトなどに挑戦してきました。僕の大学生活で経験してきたことはすべて長期計画の一部です。
自分の強みは?
僕はチャレンジ精神が強みだと思っています。コンビニでのマネジメント職への立候補、米軍基地でのアルバイト、資格試験の勉強など、未知の分野であっても積極的にチャレンジしてきた経験からそう思いました。
弱みは?
自分にプラスになると考えたことはどんどん自分に取り入れるため、結果的に恒常的なマルチタスクに陥りやすく、忙しすぎて潰れてしまうことがあります。例としては成績が低い水準になってしまったことが挙げられます(ここでさりげなく自分の成績が低いことをフォロー)
弱みをどう克服していきたい?
自分が今やるべきことを常に取捨選択することで克服していきたいと考えております。
品質は何を持って高いと言える?
お客様の要求した機能を完全に満たしているか、またお客様が要求はしていなくても潜在的なニーズを予測し、それをどれだけ機能として実装しているかが品質の高さの指標だと考えています。(自分は品質の高いシステムを提供したいと言っていたのでこの質問は頻繁に聞かれた)
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